今日は 天皇誕生日。

そして、昭和23年にA級戦犯7人が 処刑された日でもあります。

A級戦犯の親玉といえば東条英機でしょうか。

この人は 軍国主義の権化のように言われ、極端にはヒトラーのようにさえ思われることがありますが、

その点は かなり誤解を抱かれているようです。

よく言われることですが、戦時中においても 日本では国会が停止されることはありませんでした。

確かに 大政翼賛会によって 野党も含めた言論の府からは 遠くなったかもしれませんが、国会は機能していました。

更に 東条英機は 満洲で大量のユダヤ人の命を救っています。

これはあの有名な 杉原千畝氏の救った数を上回るものです。

日本がドイツと同盟を結んでいた頃、ドイツを逃れたユダヤ人は シベリア鉄道を使って満洲に入り、そこからアメリカに亡命しようとしました。その数が約2万人ともいわれます。

ソビエトには滞在することができないから、満洲が入国を拒否すれば もう逃れる場所はなくなります。

国境のオトポール駅に止まったままの列車が 満洲に入ることができれば命が助かるし、入れなければそのまま命が絶たれることになります。

当時、満洲の特務機関長の樋口李一郎大佐は 何とか入国させようとして、上司に伺いをたてます。

その上司が 満州国関東軍参謀長の東条英機だったのです。

東条英機は 人道的立場から許可を出しました。

大量のユダヤ人はソ連領土から満州国に入ることができたのです。

この事態に対して 日本の政府や大本営からは反論がでます。

ドイツは日本に対して猛烈に抗議して来ます。

これに対して東条は「満州国は大日本帝国ではない。満州国はドイツと同盟を組んでいるわけではないから、ドイツの抗議に応じる必要はない」と言って、突っぱねました。

ユダヤ人に対して東条英機が直接行動したわけではないのですが、もし参謀長が違う人だったら 或いは大量のユダヤ人が殺されることになっていたかもしれません。

私は東条英機という人が全面的に正しいとか悪いとか言うのではありませんが、

東条英機は悪者と言うイメージは少し違うのではないかと思うのです。

また、軍人イコール軍国主義 というのも違うと思います。

一番大事なことは 国民の意思が何処にあるのかということ。

国民が何を本当に大切に思っているのかということ。

戦争をするもしないも、国民の意思が一番の原動力だろうと思います。