近所に飼われている犬は柴犬のようですが、最近は耳も遠くなって 呼んでもあまり反応がありません。

いつも寝ているか、のそーっと物思いにふけっているかです。

今朝、「もう何歳になりました?」と聞いたら、

15歳ですよ。もう足も弱くなって・・・。それでもまだ歩いてくれるからね。」という返事。

犬は猫より早く老いると言います。

恐らく 人間で言ったら 80歳程度なのでしょう(わかりませんが)。

でも、こういう年をとった犬に逢うたびに思うのです。

キミはこの家で飼われてよかったね。

飼い主さんにも心から思うのです。

大切に飼われたんですね。

犬の運命は、ほとんど100パーセント、どういった飼い主に飼われるかによって決まってしまいます。

病気や事故に遭うこともあるでしょうが、それも含めて 自分で自分の運命を選べないのです。

長生きのできた動物に逢うと 心から幸せと愛情と強運を感じて 本当に嬉しくなります。

例えば(もう、本当に少なくなりましたが)、少し前なら シベリアンハスキーを連れている人を見かけると、

いつもそう思ったものです。

そして、その後いつも必ず思うことは、自分が動物だったらきっと3日くらいで死んじゃうだろうな。

運が悪いから。絶対・・・。ということです。

私は動物に生まれていたら きっと酷いことになっていただろうと思います。

でも、幸い人間に生まれたので、100パーセント運を天に任せないでいられます。

犬は 飼い主に 絶対の運命を握られてしまっていて、誰に飼われるかで生命の長さまで異なるのだけれど、

運命に逆らい足掻くことができること、それこそが人間に与えられた権利だと思えるのです。